あれから二年…

東日本大震災から二年が過ぎました。当時YUは小学6年生〜卒業式をひかえ準備のため6年生全員で体育館にいた時に地震がきたそうです。先生も友達もみんな一緒の時でほんとに良かった…余震の続く中、校庭に避難してました…私が迎えに行った時には横殴りに雪が降りだしてて…寒そうにみんな寄り添ってしゃがんで待ってました…無事でよかった。携帯はすでに繋がらず…家の中はぐちゃぐちゃ…停電…断水…とりあえず実家へ向かいました…。父が肺疾患のため常に酸素を吸入しているので停電は一大事なのです…でも一晩くらいの停電なら携帯用酸素で大丈夫よね…と気楽に考えてました。両親を我が家へ連れてきて…主人はしばらく職場待機…寒いし暗いし早く寝ちゃおう〜と早々に布団に入りました。夜になって懐中電灯に付いてるラジオをつけて…はじめて沿岸部で何かが起きた事を知りました。内陸にすんでいる私たちは明日ちょちょっと片付ければすぐ元通りの生活になると思ってました。…翌朝父を病院へ連れて行きロビーのテレビで津波や福島の映像を見たときは背筋が凍りつきました。主人の実家にも津波がきて一時避難していた事を後で知りました。沿岸からあんなに離れたところに…と信じられませんでした。家族は皆無事でした。しばらくは食事もお風呂も不自由で…今までと全く違う日常が続きました。こんなに豊かな日本でこんな事が起こるの?…あれは現実だったの?と今も思うことがあります。あれから2年…店にはたくさんの品物が並び何不自由ない生活に再びどっぷりとつかっています。あの震災で得た教訓を忘れてはいけないのに…ついつい関心が薄れてしまう…だめですね。今日3.11は…追悼と…反省と…感謝と…いろいろ思う一日になりました。